10月の自然観察会は筑波山ハイキングでした。
秋葉原からつくばまでの「つくばエクスプレス」に乗るのは初めてというメンバーも多くいてそれなりに新鮮な企画でした。参加者の面々は、日本百名山のうち一番標高差が低いながら、関東平野にただひとつ聳えるこの山に、それぞれ幼い頃からの思いがある様子でした。
この日、前の日までの雨があがって、すっかり晴れて富士山も見えるかなと思ったのですが、曇りがちで見晴らしは今一でした。
男体山(871m),女体山(877m)の登山を終えた参加者17名の内、健脚組11名は女体山から奇岩群を経て筑波神社までのコースを下山しました。2時間あまりのくだりの悪路にはほとほと苦労しました。それにしてもアブセックの高齢者は元気ですね。・・・。でもらくらくハイキングとは誰が言ったのかとぶつぶつ・・・
そして、アブセックのケーブルカーの面々と違って下から歩いて登ってきた幼稚園のグループの元気なこと、「こんにちは、頑張ってね」と励まされました。
残りの6名はロープウエイの6分間の空中遊泳で山腹の紅葉の始まりを楽しみもみじヶ丘に下山しました。
「西に富士、東に筑波」日本百名山、日本百景の一つに挙げられた筑波山を堪能。暑くもなく、寒くもない日よりに恵まれた、約1万6千歩のハイキング、17名事故なく帰路につきました。ご苦労様でした。(定木、広重記、写真:林)