当所と上尾ものつくり協同組合の主催により「第30回海外経済事情視察研修会」を実施。
平成30年9月13日(木)~18日(火)、4泊6日の工程で北林辰哉団長((株)丸一・当所工業部会長)をはじめ、総勢11名でイタリアを訪問しました。
「イタリア共和国」は、地中海に面したイタリア半島と約90の島々から成り、面積は約30万K㎡(日本の4/5)で、振興は6,060万人、ローマの緯度は函館市と同じ北緯42度、GDPは2.3兆ドルで欧州4位・世界7位の規模で、主要産業は機械・繊維・自動車・鉄鋼などで製造業が経済成長の原動力となっている国です。
まず訪問したのは、ルネサンス発祥地で靴や鞄など手工芸品の中心地「フィレンツェ」。
ここでグッチ・フェラガモ等が創業し、熟練した革職人が作る上質の革製品は世界的に有名で、イタリアから日本への輸入品は1位はバッグ・3位が履物(靴)と日本人に親しまれている革製品の製造工場を視察しました。
大企業の大量生産ではなく大半が家族経営など中小企業による製品生産で、職人気質の作業風景を肌で感じました。
次に世界遺産が世界一多い国を代表する首都「ローマ」を訪問、古代ローマ帝国の歴史を伝える遺跡コロッセオなどを視察、他にも古代都市ポンベイ遺跡を視察しました。
今回はイタリアの歴史的・文化的側面も感じられた有意義な研修会でした。