当所と上尾ものつくり協同組合の主催により「第31回海外経済事情視察研修会」を実施しました
2019年9月12日(木)~16日(月)、3泊4日の行程で北林辰哉団長((株)丸一・当所工業部会長)をはじめ総勢18名でフィリピン・セブを訪問しました。
「フィリピン共和国」は、南シナ海と太平洋の間にある7,109の島々から成り、面積は約30万k㎡(日本の4/5)で、人口は1億98万人、公用語はフィリピン語及び英語、GDPは3,309億ドルでASEAN諸国でインドネシア・タイに次ぐ規模、主要産業は農林水産業で、国全体の平均年齢が24歳と若く、将来にわたり労働人口が増え続け(人口ボーナス期) 、ドゥテルテ政権が推し進めるインフラ投資もあり、ASEAN主要国でトップクラスの経済成長率の国です。
今回の視察はセブ島を訪問し、日本の工業製品製造メーカーのフィリピン現地法人の工場を見学、建機用油圧フィルタメーカーで東証1部上場企業の「ヤマシンフィルタ㈱」(横浜市本社)、樹脂成形品製造「㈱イワカミ」(葛飾区本社)、写真用品・光学製品製造「㈱ケンコー・トキナー」(中野区本社)、合計3社の製造現場を視察しました。
また、歴史的な建物のサントニーニョ教会・マゼランクロスやサンペドロ要塞も訪問し、フィリピンの文化的側面も感じられ有意義な視察研修会となりました。