『Vol.905/2019.12.18』号の内容は・・・
★巻頭コラム★
~薄い銅板に着色する技術で事業拡大~
◆モメンタムファクトリー・Orii(富山県高岡市)は、400年以上におよぶ歴史のある伝統工芸品「高岡銅器」の着色業を1950年から営んでいる折井着色所 の3代目、折井宏司代表取締役が独自の事業を展開するために2008年に立ち上げた有限会社だ。
高度経済成長期にピークを迎えた高岡銅器の生産量が、バブ ル崩壊後に減り始めて会社の経営にも影響が出てきたことなどから、着色という銅器製造の最終工程を担う下請事業者のままでは生き残れないと判断して設立。厚さが1ミリに満たない薄い圧延銅板に着色する高度な技術で、多数のクラフト製品や建材などを企画開発・製造している。
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