平成18年12月21日、上尾商工会議所(富永会頭)は、上田清司埼玉県知事、田島敏包埼玉県会議長を訪ね、主要地方道さいたま菖蒲線(第二産業道路)の以北への延伸と事業化促進を求める要望書を提出しました。
上尾市の道路状況は、市内を南北に貫く国道17号線の通行量が1日5万台を優に超え、渋滞の名所となつています。
さらに迂回車輌が周辺の生活道路にまで進入し、市民の安全と安心な生活環境が脅かされていることからも、上尾道路や首都圏中央連絡自動車道への事業進捗に大きな期待と関心が寄せられています。
現在、進められている市内東部地域の主要地方道さいたま菖蒲線(第二産業道路)の延伸工事は、地域の皆様のご協力と関係者の努力により着々と進み、東西を横断する上尾環状線までの区間が、本年(2007年)3月末に供用開始される予定となっていますが、慢性的な渋滞の解消はもとより、地域産業の振興と市民生活環境改善の観点から、さいたま菖蒲線の整備事業はこれにとどまらず、事業化予定区間となっている上尾蓮田線までの区間を急いでいただくよう強く要望するとともに、併せて、本線の全線竣工が埼玉県中央地域の南北道路の軸として各方面に大きな効果が期待されることから、上尾以北への更なる延伸をご腐心いただくようお願いしました。
席上、始終和やかな中での懇談が進み、上田知事からは、地域の現況を精査しつつ善処していく旨のご回答を頂くとともに、担当部局長にも同様の要請をさせていただきました。
今後は、上尾をはじめ地域推進協議会との連携をはかりながら、早期実現に向けて事業推進していくことにしています。