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2006.07.05 Wednesday

会長が何か行ってるかも vol.4

6月の定例会は「まちづくり委員会」による上尾のまちづくりをテーマとした講演、およびディスカッションとなりました。会員ひとりひとりの思いを集約し、この日が上尾の変化の起点となるように担当委員会の皆様にはさらにがんばっていただきたいと思います。
小布施小径


さて、先月長野県の小布施町というところで上尾商工会議所の総会が開かれ、来賓として招待を頂き参加してきました。なぜに小布施まで行って総会なのかと最初は思いましたが、メインはどうやらセーラマリカミングさんという米国人女性の講演を聴くこと。小布施という小さな町に、まちおこしの新たな嵐、台風を巻き起こしている女性です。

まちおこしの手法としては、埋もれている歴史・伝統の再発見ということのようでした。この辺は日本人よりも外国人としての視点のほうが気づきという点では鋭い部分があったのかもしれません。小布施は古い家屋や店舗が幸いにもかなり残っていて、それらをちょっと見栄えをよくすることで観光資源化しようということです。自動販売機を外からは見えにくくするとか、電柱電線の地中化を進めるなども行っているようです

ちなみに以前調べた主要大都市の電線地中化率は、

ロンドン100%、パリ100%、ニューヨーク72%、東京7%

となっていて、特にヨーロッパでは大都市に限らず中小の都市でも90%はいっていると思います。道路延長距離を分母に持ってくるので上尾はおそらく0.1%もいっているかどうか。景観にたいする意識の差は大きいですね。

上尾のまちづくりの資源って何なのでしょうね。小布施のまちおこしにセーラマリカミングさんが活躍しているということでしたが、小布施にとってみたらこのセーラさんこそがまちおこしの材料といったら変ですが、資源なのかな、そんな風に感じました。将来、わが上尾YEGが上尾まちづくりの資源といわれるようになったらいいですね。

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