2010/11/29(月)【11/27(土)】『着物で行く川越めぐり』を開催しました
川越までは、珍しいボンネットバスで移動。
最初に「川越大師 喜多院」を訪問しました。
ちょうど七五三の時期と重なり、境内にはかわいい着物姿もたくさん。
本堂・五百羅漢などを見学した後、次は『時の鐘』を見学しました。
『時の鐘』は、寛永年間(1624年~44年)に川越城主酒井忠勝が城下多賀町に建てたものが最初といわれ、その後、明治26年に火災によって鐘楼を消失。現在の鐘楼は明治27年に再建されたものが据えられているそうです。
創建当時からはすでに350年。歴史の重みを感じる音色が、一日4回、市内に響き渡ります。
昼食は、国登録有形文化財に指定されている『モダン亭 太陽軒』さんにて戴きました。
大正からの伝統を受け継ぐ懐かしい味と、大正ロマン・昭和初期の香りのする建物の佇まいを堪能しました。
昼食後、埼玉県内で一番最初に設立された『川越商工会議所』へ表敬訪問にお邪魔しました。
川越商工会議所女性会の皆様と意見交換の場を持つことが出来、大変有意義なひとときを過ごすことが出来ました。
表敬訪問の後は『川越織物市場』を見学。
川越織物市場は、明治43年(1910年)に開場。
日露戦争後の不況下にあった川越経済復興の切り札として、川越商業会議所が設置を進めたプロジェクトの産物です。
昭和38年(1963年)には、三國錬太郎さん主演の『無法松の一生』のロケ地としても使われました。
織物市場の後は『醸ん楽座』に立ち寄り、その後『菓子屋横丁』や『蔵の町並み』を散策。
歴史ある町並みと共に美しい紅葉も愛でながら、しっとりした秋を着物で満喫し、会員間の交流も深まった充実の研修旅行となりました。