開催にあたって
「To be is to do」
寄せては返す波のように、時代や国家のありようにも大きな「うねり」があります。
高度成長期の「富の分配」から現在社会は「負担の分配」の時代を迎え、経済活動のありようも大きく変化を余儀なくさせられる状況にあります。
そこで、企業活動を現場の先頭に立って牽引する「経営管理者」の方々が、自社のあるべき将来像である“ビジョン”の策定実現に向けて、
専門性の高い知識とマネジメントスキルを習得しておくことこそが大切であると考えています。
私が常々感じていることのひとつに、経営のプロによる「教える」「育てる」はないということです。「学ぶ」と「育つ」があるのみです。
そこで、上尾商工会議所では厳しい経営環境の今だからこそ、企業の成長と発展を担う“経営者”“後継者”“幹部ならびに幹部候補”の人財育成が、会社を発展・継続していくための優先課
題と考え、“新生”聚正義塾を企画致しました。
この第8期“新生”聚正義塾では、「経営管理者」に必要となる幅広い知識やマネジメントの実践法など、総合的かつ体系的に習得できるカリキュラムに新たに生まれ変わります。
また、多くの中小零細企業では日々の業務や金銭的負担により、必要と知りながら人材育成を行うことが困難な現状を鑑み、時間的拘束が少なくかつ安価に学べることができる工夫を致しました。
現在の自社をそのまま継続すること( = 事業承継)は、やさしいようで実は一番難しいことです。厳しい経済環境の中、新たな事業を創りだし継続してくこと( = 創継)こそ上尾商工会議所
が考える“事業創継”です。
多くの意欲溢れる塾生が集い、研鑚し、次代の上尾を担う人づくり、ネットワークづくりが図られ、自社のあるべき将来像である“ビジョン”づくりにお役に立てると確信しておりますので、ぜ
ひ受講していただく事をお勧めいたします。
経営に携わることが約束されている経営管理者の皆様、経営基本管理技術をできるだけ若い時に学んでください。
しかし、経営は、管理技術だけでできるものではありません。経営者として、社内外の方々から認めていただくには、人としての成長と人格が必要です。
経営環境が変化する日々の中でも、未来の経営に夢と展望と自信を持ち、人・組織を自在に動かし、経営環境の変化によって新たに発生したビジネスチャンスに果敢に挑戦する人々を世に送りだしたいと願っております。