卒業生・派遣元企業代表者のメッセージ
聚正義塾１期生として学ばせて頂きましたのも、早いもので10 年も前のことです…。
当時は典型的な若輩者、全てにおいて経験不足の身でしたが、塾生として講義に耳を傾け、自分なりに何かを持ち帰り今後に生かさねば、といった使命感は確かな記憶として残っております。
今あらためて感じるのは、同じ境遇、同じ地域の方々と膝を突き合わせ、様々な思考を共有できたことは今の自分にとってかけがえのない糧となっております。
平成14年10月、次代を担う人材育成を目的とし、上尾未来大学の名に相応しい基本理念を堂々と掲げ、声高らかに聚正義塾の門が力強く開かれたことが、つい先日のことのように 思い出されます。塾生としての本人よりも、送る側の立場としてこの開講が待ち遠しかったことを、はっきりと覚えております。“高い志をもって、自ら考え自ら行動する”といった本筋は、私自身も含め今もなお、絶えず自社業にも反映し続 けております。
会社からの要請を受け、第7 期聚正義塾に参加しました。聚正義塾では経営者のみならず様々なジャンルのリーダーや専門家の話しを聞き、自己の視野の狭さを感じるとともに、多くの気付きを得ることができました。経営企画室と いうトップに近い組織で働く者として、経営者の気持ちを知ることができたのは自分にとって極めて貴重な体験でした。塾生同士の繋がりも普段では得られない貴重な機会であり自己の財産となっています。
事業の成否はそこに関わる人材の「マインド」「スキル」「意欲」の積け算で決まります。「経営マインド」を習得するには自ら経営することが一番ですが、現実的に全員が経営を行うことはできません。その点、聚正義塾では多くの経 営者の生の声を聞く機会があり、まさに「経営マインド」を磨く絶好の場です。我が社でも卒業生は中核人材として活躍しており、今後も多くの優秀な人材が輩出されることを期待しています。