2006/07/31(月)第四期聚正義塾7月講座を受講して
【日時】2006年7月20日(木)【会場】上尾商工会議所 大会議室
【テーマ】『和をもって世界を制する』
【講師】(株)アーシュ・ツジグチ オーナー パティシェ・辻口博啓氏
辻口氏は能登の中心・七尾市の出身、実家は和菓子店だったそうです。
小学校3年生のころ友達のバースデーパーティーに呼ばれ、始めてショートケーキに出会い色彩に感動し、食べてみるととても美味しかった。
美味しすぎて皿までなめてしまって同級生の母親に「辻口君家には、こんな美味しいお菓子なんて無いでしょう」といわれたそうです。
家は和菓子屋でケーキなど有るわけ無い、悔しかったけどとても美味しい。
ここで辻口氏は将来洋菓子職人になることを決めたそうです。
今回の演題でもある「和をもって世界を制する」辻口氏の実家が和菓子店でそこで育っていなければ出来なかった業だと思いました。
私、個人として年も近くて親近感が持てる人だと思いました。
自分の夢に対する思い、実行力それと負けん気、夢で終わらせず世界一になり辻口氏の言葉一つ一つが経験と自信の表れであり強く感じました。
また今回受講した方々は感じたと思いますが、辻口氏の眼光というか眼力がとてもあり、見ていて聞いているとまばたきを忘れてしまう程でした。自分の夢に対する意地というより執念の様なものの感じすら思いました。
現在はお菓子の書籍やテレビ出演等、とても有名人であり、都内に5店舗展開し現場第一主義、焼きたてのお菓子しか出さないというこだわりを常にもっているそうです。
今年4月には生まれ故郷の石川県に美術館「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」を開館しこの先がどういうふうに展開して行くのかとても楽しみです。
また辻口氏のお店に行ってお菓子をたべてみたいとおもいました。
講演が終わり、後半はグループディスカッションにはいり議題は「ブランド」について、私たち4班はブランドとは何かという事を考えてみました。社長自信がブランド、認められて支持される事がブランド、安心がブランドと色々意見が出ましたけどあまり意見がまとまらず、見方を変えて「上尾のブランド」を考えてみました。
上尾のいい所、名物は?比較的土地が安い・日本の中でも若い世代の人口が多い・教育、福祉が他市より充実している・幹線道路が近いので海、山、都心など比較的短時間で行けて便利。
名物は上尾花火大会・イルミネーションなど色々と意見が出ましがもう一つ何かが足らない、これぞと言うものが無い。
みんなで考えている間、一つの答えが見えてきました。
上尾は、これぞという物は無いけれど、上尾で生活をしていると住み易・便利さ・快適さがとても良い物には例えられないところが上尾のブランドじゃないかと意見がまとまり発表しました。
私たちもこれから自分自身に「ブランド力」を付ける為に、他には負けない自信を持てる様に日々夢に向けて努力を惜しまず、人々に認められる様に頑張って自分達を高揚させていければと思います。
今回の講師辻口氏の様に夢で終わらせず夢を持ち続ける事だと確信しました。