2019/07/01(月)第9期【聚正義塾】第4回講座『後継者の為の会計講座 ~バランスシートから経営を読む~』を実施しました
◇講座内容
バランスシートから経営を読む
- 決算書の体系とそこから読み取るべきポイント
- 経営の健康状態はバランスシートに出る
◇受講生の報告
1班
前回に引き続き、歴史に沿って会計の根本的な仕組みとバランスシートの基本を講義していただきました。
田中先生の講義は大変分かりやすく、歴史や絵画、宗教の仕組みまで教えていただけるので楽しく会計を理解できました。
特に、今回バランスシートの基本として教えていただいた、借方、貸方を「運用」と「調達」と考えるということは、賃貸借対照表の仕分けを暗記と考えていた自分にはとても勉強になりました。
また講義で
など、経営者や会社の在り方に関する考え方を教えていただき、講義で学ぶだけでなく、自分で会社の将来を考えるきっかけにもなりました。
- どんな会社にしたいのか
- 5年後のバランスシートを想像すべき
- バランスシートは経営者の想った様にしかならない
- 伝統を持ちながら新しいことを入れていくセッション分離
- クリムトのように社長はモテるべき
習ったことを使い、自社のバランスシートの分析など、積極的に実践していこうと思います。
2班
※まずはバランスシートを理解することが大事。
・左側(資産)が運用形態。右側(負債+資本)が調達源泉である。
・バランスシートの「資本」は、歴史の変遷がある。
→家族経営から、仲間内、そして株主に至る(他人の介入)
・バランスシートの縦幅は、運用と調達の規模を表している。
※今後は、自社の5年後のバランスシートをイメージする力が大事。
5年、10年後にどんな会社にしていきたいのか。
3班
今回の講義は前回講義に引き続き第2回目ということで、歴史的背景に触れながら、また絵画にも触れながらバランスシートの読み取り方について教えていただきました。
バランスシートの「資産」「負債」「資本」とは何か、またそのバランスがどのような状態だとどういった形になるのかを説明していただいたうえで、実際にテレビ局のバランスシートを見ながらどの形のものがどのテレビ局のものなのかを自分で考えながら予想することで、バランスシートの本質を理解できたような気がしました。
経営者は何年か先のバランスシートがどうあるべきか、どうありたいかを考えながら経営していくといったお話は、今まで考えていなかった人たちにとっては新しい目線の経営方法を知れたよいきっかけだったのではないかと思います。
個人的には、今回の講義で実際の数字が記入されていないバランスシートを使うことによって、入り口の段階で難しい印象を避け、数字が入るとどうなるのかと次回に興味を持たせるような講義内容に感銘を受けました。 田中先生の講義はあと2回ありますので、各講義の復習をしっかりし、より理解度の高い講義にしていきたいと思います。
本日はありがとうございました。
4班
・PL=一定期間の途中経過 BS=一時点の結果
大事な事は、5年後、10年後のBS
どのようにもっていきたいのかを目標設定すること。
・バランスシートを大きくつかむ
負債(他人資本)、資本(自己資本)、資産(運用形態)、この三つの関係から財務体質を読む。
・4つのバランスシートがどこのテレビ局かを予想するクイズを行った。
NHKはドラマ、教育番組、グループ事業など多様な事業展開をしているため、バランスシートが大きくなり、テレビ東京は小さい資金で回しているため、バランスシートが小さくなった。
・宗教、オランダの歴史から会計の歴史を学んだ。
カトリック(ベルギー)=芸術、道楽重視、経済力低
プロテスタント(オランダ)=労働生産性、経済力高
今回の講座では、バランスシートから経営体質が読み取れる事を学び、自分の会社のバランスシートはどうなっていて、この先どうしていきたいのかをとても考えさせられました。