2019/06/07(金)第9期【聚正義塾】第3回講座『後継者の為の会計講座 ~何のために会計を学ぶのか・決算書トレーニング~』を実施しました

第9期『聚正義塾』第3回講座(2019年6月5日(水)開催)は、田中靖浩公認会計士事務所 所長 田中 靖浩氏を講師に迎え、「後継者の為の会計講座 ~何のために会計を学ぶのか・決算書トレーニング~」を実施しました。

◇講座内容
経営者の計数感覚とは?
  • 経理の計数感覚と非経理の計数感覚
  • 21世紀の「これから」求められる計数感覚
※会計について、名画を用いて歴史的背景を交えながら、わかりやすく学びました。

>>受講生の各班ごとのレポートを文末に掲載しています。

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◇受講生の報告
1班
なぜ会計が必要になったのか。なぜ、時代ごとに変化していったのか。
歴史的背景からその必要性と重要性、変化の推移を読み解く。
リベラルアーツという内側のスキルアップにとらわれず、外側への既存の常識にとらわれない発想の転換を図る。

田中先生には、とても聞きやすく、構えがちな会計という分野への抵抗感をなくし、今後への期待を抱かしていただける導きをいただいた。
個人的に、数字への拒否感が強く、抵抗が大きかったが、作る・読む・応用と、何が必要で、どこに視点を置き、どう活かしていくのか、抑えるべきポイントが明確になり、苦手意識が薄らいだと感じた。

一見、業務や経営には無関係と思われるこどか外的刺激になり、今までには感じられなかった気づき、感動、驚きなどが、上記にとらわれない発想の転換へとつながる「リベラルアーツ」は、これからの時代に重要な意識改革につながると感じる。
個の魅力UPにもつながり、自分磨きのためにも意欲的に取り組みたい。

2班
本講義を通して会計の仕組みを学んだ。
会計というのは作る、読む、活かすの3つで成り立っていることがわかった。

「作る」に関しては簿記の勉強で培われる。
簿記を勉強していたとしても決算書を読解する、活かす力が養成されないことがわかった。私は今年の11月に簿記検定3級を受験するつもりであるが、受験した後も「読む」、「活かす」という訓練を怠らずに行っていきたいと思った。
3つの会計の成り立ちにおいて特に自分の会社を良くするには決算書を活用した経営分析や管理会計が特に重要であり、今後私たちがビジネスを行っていく上でとても大切であると実感した。今後、会計を学習するにあたっては作る、読む、活かすの3つを肝に銘じていきたい。

田中先生はコミュニケーションの重要性を強調されていた。
職場の方とのコミュニケーションも重要であるが、外部の方とのコミュニケーションも大切にするべきだと改めて実感した。私自身上尾商工会議所に入所して 2か月が経つが、上尾商工会議所の仕事は上尾市をはじめとする近隣自治体の企業の経営をサポートすることであるので、企業の方々と関わる機会が多い。よりよい経営指導を行っていくには企業の方々との信頼関係の構築であると私は思うので大事にしていきたい。

講義終了後に田中先生をはじめ、第9期塾生との懇親会が行われ、親睦を深めることができた。7月にも講義終了後に懇親会があるので、積極的にたくさんの方々とコミュニケーションを取りたい。

3班
紙の誕生、活版印刷の誕生とともに決算書の歴史があるということを知ることが出来ました。そして絵画からその次代の文化やビジネススタイルを学べるという今までにない講習を体験することができました。
決算書を作成していくことやその内容を読み解く方法を勉強かと思っておりましたが、決算書の歴史や必要となって普及した流れを理解していくことでより興味を持ち必要なことが何かということを各々考えることになりました。

4班
1.「リベラルアーツ」=自由になるための技術
 常識を亡くす。常識を疑う。今いる内側から外側へ!
 発想を生む訓練、発想の転換
 自分の管理会計は自分の中でいかにあるべきか

2.会計に必要な3つの異なる能力
 〇作る(専門知識)数字を作る。決算書を作る。簿記の勉強。
 ◎読む(基本)読解力が大事。まずはここを理解しよう。
 ◎活かす(応用)管理会計。自分の会社をよりよくするために学ぶ

3.国際会計基準と内部統制
 会計ルールは国により異なるが国際会計基準を作ろうとする動き

4.会計の世界史
 自分のための帳簿⇒人のための財務会計⇒経営者のための管理会計
 (14世紀イタリア) (18世紀イギリス~) (19世紀アメリカ、20世紀グローバル)

5.これから経営者に求められる計数感覚(管理体制)
 内部利用会計(経営者のため)・自由・予算利益計画・攻めの応用理解

6.フロー・ストック・キャッシュフロー

※他班のレポートは、随時追加掲載いたします。
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