2007/11/08(木)e-中小企業ネットマガジン 11/7号
◆◆ガラスの着色は金属酸化物を混ぜる方法と還元雰囲気を用いる方法が主流だった。
酸化コバルトは鮮やかなブルー、酸化銅は淡いブルー、酸化クロムはグリーン、酸化マンガンは紫といった具合である。このほか、酸化セリウムや酸化チタンなども使われる。
還元雰囲気を用いた場合、茶色は鉄分と硫黄を添加、セレンは赤系、カドミニウムは黄色系となる。いずれもガラスにするときに混ぜたり添加したりする。
ところが、約40年前に塗装によるガラスへの着色を実現した企業がある。
和光化学工業(大阪市平野区)がそれだ。絶縁材であるガラスに静電塗装する技術を開発したのである …
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