2009/10/01(木)e-中小企業ネットマガジン 9/30号
“捨てられているものにも価値がある”
◆環境問題に対する意識はあれど、ゴミを無くしてしまうというゼロ・エミッションは難しいもの。
(有)にゅうとん倶楽部(長野県上田市)は、この課題に挑戦している。福澤社長は40年以上、青果卸売り会社に勤務した後、起業した、いわばシニアベンチャーだ。
◆以前の会社では1日1トンの玉葱の皮を年間 900万円かけて廃棄していた。処理方法を考えている中でバクテリアで消滅させようとしたが、玉葱の皮だと逆にバクテリアの方が死滅してしまった。
「もしかしたら、大変な殺菌力があるのではないか」とひらめき、会社を設立し、玉葱の皮を土壌の活性化に活用しようとした。しかし、悪臭がひどく、含んだ水分で余計に汚染してしまった・・・
>>J-Net21該当ページへ