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【伴走型小規模事業者支援推進事業】需要動向調査報告書(平成30年度)

1. 趣旨目的
2. 支援方法・目的
3. 補助事業の課題と今年度に向けた見直し
4. 需要動向調査実施
5. 需要動向調査総括
6. アンケート内容
7. 需要動向調査効果(アウトカム)報告


平成30年度需要動向調査 効果(アウトカム)報告


7. 需要動向調査効果(アウトカム)


事業所名
(業 種)
1.調査報告からの
注目・把握事項
2.調査実施後の取得事項 3.現状での取組効果 4.今後の取組計画
◇店頭来客向けアンケート
A 社
(洋菓子製造小売業)

[代表者の感想]
  • 主婦層を中心とした女性客が多いが、若い世代の顧客が少ないこと。比較的客単価が高いことを認識した。
  • ショーケースの上の整理整頓
  • 商品の説明書きや手書きPOPを分かりやすく目立つように改善
  • 季節限定商品や、文楽と提携し酒粕等を使った洋菓子を多数発売 
  • 前年同期比売上5%増、稼働率も向上している。
  • 新規顧客が増加
    (ポイントカードの発行が増加)
  • 客単価も向上傾向
    (新製品効果か)
  • 商品系列にアイスクリームを追加
  • 外国人向け商品の開発
  • 消費税対策として、イートインスペース設置の可否検討
  • B 社
    (パン製造小売業)

    [代表者の感想]
    経営改善策として
  • 単品管理を取り入れ、価格帯別販売数を把握
  • バレンタイン向け高級季節商品開発
  • SNS情報発信強化等、により売上増・客単価アップを狙いたい。
  • 商品アイテム毎の製造個数変更(低価格商品減、中高価格商品増)
  • バレンタイン向け商品の原材料の高級化
  • 11月よりインスタグラムを開始。あぴお(3/1号)に掲載。
  • 売上高:前年比1月102%、2月120%、客単価約+100円の成果があった。
  • バレンタイン向け商品、売行き好評につき販売期間延長
  • あぴお読者プレゼント実施
  • 店内看板(デザイン・位置)変更
  • 勤労福祉サービスセンター会員向け割引予定
  • 商品価格改定
    (原材料仕入先より値上げ要請あり、状況をみて実施の是非を判断)
  • C 社
    (生花販売業)

    [代表者の感想]
  • 清潔感の改善
    (汚いとは思っていなかった)
  • POPを更新し見易くした
  • 清掃できていない 
  • POP見易くなった
    (来店客評価)
    ⇒一点買いにつながっている 
  • 未 定

    ◇店内飲食来客向けアンケート
    D 社
    (飲食業)

    [代表者の感想]
  • アンケート結果は予想通りであった。
  • アンケートでもお客様から「カード決済」の要望があり。
  • 平日ディナータイムの集客・売上増対策
  • 指摘、提案事項の取組みは現時点では殆ど出来ていない
  • PayPay(株)の紹介もありQRコード決済(PayPay)を導入
  • Pay Payキャンペーンで売上が若干伸びた。(12月~2月)
  • 平日ディナータイムの売上増対策として「バーカウンター設置」を計画
    ⇒(持続化補助金申請)
  • E 社
    (飲食業)

    [代表者の感想]
  • 時間帯毎のコンセプトの明確化
  • レイアウト変更等店内顧客へのアピール対策
  • コミセン、近隣住民へのアピール対策
  •  
  • レイアウト変更は実施し、店内雰 囲気向上
  • 時間帯毎のコンセプト明確化はランチタイム、午後タイムは一部実施した。夕食タイムは思惑と相違
  • 今年度5月までに比し売上は月額100千円増(33%増)?売上増は営業時間帯の延長(11?20夕食タイムの設定)効果が大きいと思料されるが、取組後も増加率は不変 
  • 今後の取組の必要性は十分認識しており、時間をかけて取組む。
  • F 社
    (飲食業)

    [代表者の感想]
  • いわゆる地元だけでなく、離れた地域からの客も多いこと
  • 意外に家族連れが多い。60代以上の客が少ないこと
  • 肉の味と接客対応が好評であること 
  • メニューの充実:ラム肉、A5ランク等肉の種類増、地ビールの導入
  • PayPayを導入し、キャッシュレス化対応
  • 雇用対策として、週一回の定休日を設けた 
  • 稼働日は減ったが、客数が増加し、売上は前年同期比5%増。客数増の理由はよく分からない。
  • しかし、牛肉の仕入価格アップにより利益は減少した。
  • 総菜メニューの充実
  • 高齢者向メニュー
  • 割引の検討
  • 外国人材採用の検討
  • 牛肉メニューの値上げのタイミング

  • ◇教室参加者向けアンケート
    G 社
    (パン教室)

    [代表者の感想]
  • 低糖質パンのニーズが強いことが確認出来、教室だけでなく販売の可能性を認識した。
  • 低価格教室を要望する層への対応が必要と認識した。 
  • ブログの更新頻度増などウェブでのPRを積極的に行った。
  • 公民館などで低価格教室を行う。(3月に2教室開催予定)
  • 新規入会者増加:今年2か月での実績2人(昨年年間実績6人)
  • 体験教室参加者増加:今年2か月での実績14人(昨年の年間実績34人)
  • 低糖質パン販売の可能性検討。
  • 低糖質レシピの拡大。(低糖質パスタなどの麺類やスイーツ)
  • 複数回コースでない単発教室参加者の増加を図る
  • H 社
    (楽器販売・教室)

    [代表者の感想]
  • 教室の運営が顧客要望(熟達度、レッスン環境)に合わせ柔軟に応じられる。
  • 口コミやHPからの情報発信が店や教室の知名度向上で重要であることを。
  • HPで店・教室の行事等を紹介。
  • しかしPC更新後、HP運用でトラブル多発、従って紹介不足。
  • 初心者向け30分間個人レッスンの開設準備(カルチャー教室)
  • HPで開催告知のオープンマイクが盛況になる。参加者の中からレッスン生となる人が現れた。
  • 3か月で個人レッスンの生徒が9名増えた。
  • HPの更新とPCトラブルを解消し、休眠顧客へニュースレターを配信し、顧客拡大を目指す。
  • 店での初心者向け30分間個人レッスンを実施する。
  • I 社
    (学習塾)
    (パソコン)

    [代表者の感想]
  • 当教室の特性を発揮するカリキュラムの策定(学生・社会人・主婦向け)
  • 日商PC検定を意識した講座(高齢者向け)
  • テーマを絞った短期講座
  • 既存受講者とのコミニュケーションツールの改善
  • 当教室アピール方法の工夫
  • 日商PC検定会場提供による、日商PC検定にマッチした教室である旨のHP改定
  • 基礎コースの価格を8,200円から6,800円に改定
  • あぴおへ受講者勧誘広告掲歳
  • 発達障害者の受講者1名受入れ
  • 民間資格試験会場提供の時間帯を平日30分延長、土・日開場とした
  • ネット・スマホ(5名)、あぴお(2名)、口コミ(1名)等により新規受講者8名(受講者数21%増)
  • 民間資格試験会場提供利用者数?前年同期比約20%増 
  • 小学4年生~高校生対象に2020年度実施される「プログラミング」課程の内容を精査・熟知しカリキュラムに導入
  • 特性を発揮した高齢者向けカリキュラムの策定
  • ◇来院者向けアンケート
    J 社
    (医院)

    [代表者の感想]
    提案事項については現時点ではなかなか取り組めない状況にある。 売上・来客数についてはこれまでの処では現状維持 店舗名の宣伝のため看板取り付け工事を計画ー持続化補助金申請予定

    事業所代表の需要動向調査の感想(評価)


    事業所名 業種 需要動向調査の感想(評価)

    ◇店頭来客向けアンケート
    A 社 洋菓子製造小売 今回の調査でお客様の御要望とこの店に期待すること、今後の課題点が見えて来た事は、大変有意義な時間だったと考えております。 この地域の経済や人口の動向などの資料で知る事が出来ました。今後一層この店を運営発展させます。
    B 社 パン製造小売 アンケートの回収はもう少し多いと思っていた。報告書の内容は日頃感じていたことです。オープン10年を経過し、路面店経営でわかってきたこともあるので、少しずつ改善していきたい。 内部留保との兼ね合いもあるが、補助金を使い店舗改装も考えているので、商工会議所の支援をお願いしたい。
    C 社 生花販売 「ブランドのイメージアップ」を実現するために必要なことは何なのかを知りたくて、顧客アンケートを実施した。 その結果を踏まえた『強みの認知度アップ』『弱みの改善』『さいたま市に3号店を開店』の3項目の実現に向けた提言が示された「需要動向調査報告書」を、確かに受け取りました。

    ◇店内飲食来客向けアンケート
    D 社 飲食店 アンケートの結果はある程度想定していたが、アンケートで裏付けられた。従来、限られた資金の中で改善を少しづつやってきて、今回スマホ決済を導入した。提案事項を検討し今後も優先順位を考え取り組んで行きたい。 又、当店だけではできないがアッピー通り商店街の活性化についても他店と話をしてみたい。
    E 社 飲食店 目標とする売上を如何に伸ばし、確保するかという事に日夜励んでいます。 今回のアンケート結果、ご提案により、目からうろこが落ちるように取組課題、優先度が確認できました。 会議所、アブセックの指導に感謝しています。
    F 社 飲食店 これまでアンケートを取ったことはあるが、こんなに分析してもらったのは初めて。今後の課題が明確になった。ありがとうございました。 10月はこの業界閑散期、忙しい時期(5~8月)にもやって見たい。高齢者向けサービスとして何か考えていきたい。

    ◇教室参加者向けアンケート
    G 社 パン教室 ・低糖質パンが必要とされていることが実感できて良かった。
    ・試験販売ではあったが、初めてパンを販売してみてよい経験となった。
    ・今回の活動を通じてこれまでの歩みや今後の課題などが整理できて有難かった。
    H 社 楽器販売・教室 以前よりアンケートで、生徒や来店者の意識や動向調査を行いたいと考えていたので、今回の調査は時機を得、有用となりよかった。調査結果から得られた事業改善のための提言は活かすよう図りたい。 中でも、ニュースレター等発行による休眠登録者の再活動促進策は、実施しようかと考えていた矢先であったので、心強く思う次第です。
    I社 学習塾 受講生の確保に苦慮しております。今回のアンケート結果、ご提案、指導により当教室の強み、弱みが明確になり、特に、カリキュラムの明確化、受講生とのコミュケーション向上に尽力し、今後の経営戦略に活かしたい。

    ◇来院者向けアンケート
    J 社 医院 院長の人柄・技術は高い評価を得ているが、新規来院者が少なく年々減少傾向が続いている。 V字回復を目指すためには、新規顧客の開拓が急務です。
    そのための施策として ①看板の改善 ②チラシの作成配布 ③HPの改善 ④他の医療機関とのタイアップ強化等 の着実な推進が必要だと認識しました。

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